三宅小5年生 高遠で陶芸を体験
2日から高遠町を訪れている、伊那市の友好都市、東京都三宅村の三宅小学校の5年生が、3日に高遠焼の窯で陶芸を体験しました。
3日は、三宅小学校の5年生16人が、高遠町勝間の高遠焼白山登窯を訪れました。
児童は、白山登窯の浦野真吾さんに教わりながら、粘土で、器やオブジェなどを作りました。
皿の型を使って形を整えたり、ろくろを使って模様をかいたりして、思い思いの作品を作っていました。
旧高遠町と三宅村は、1970年に友好町村盟約を結んでいます。
江戸時代、大奥の女中だった絵島と、歌舞伎役者の生島新五郎の悲恋「絵島生島事件」で、絵島は高遠に、生島は三宅島に流されたことが縁となっています。
三宅小学校では、30年ほど前から、この時期に5年生が高遠を訪れ、自然や文化を体験しています。
この日成形したものは、浦野さんが仕上げたあと焼き、1~2か月後に児童のもとに届けられるということです。
児童は、4日まで高遠に滞在し、4日は高遠北小学校と交流をしたあと、みはらしファームでそばを食べて三宅島に帰るということです。