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157/(火)

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芝平山絵図 虫干し

芝平山絵図 虫干し

伊那市無形民俗文化財に指定されている、芝平山絵図の虫干しが、13日に伊那市高遠町上山田の芝平集会施設で行われました。
この日は、高遠の芝平、御堂(みど)垣外(がいと)、荒町、北原(きたばら)、栗田、四日市場の区長や総代らが集まり、虫干しを行いました。
芝平山絵図は、今から317年前、江戸時代中期の1708年に作られたものです。
当時、高遠側の6つの村と諏訪側の12の村で山の所有権を巡る争いがありました。
絵図はその争いを収めるために幕府が境界を決めて双方に渡したものです。
絵図の虫干しは、年に1度高遠の6地区が持ち回りで行っていて、今年は芝平が担当しました。
資料を確認した後、絵図を木箱に仕舞うと各地区の判が押されました。
来年は御堂垣外が担当するということです。
 

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