郷土研究会が名木・古木の調査報告書を刊行しようと計画
宮田村の宮田郷土研究会(太田保会長、31人)は、3年前から実地調査を続けている村内の名木、古木について報告書をまとめようと計画。140本ほどの調査を済ませており、「多くの人に知ってほしい」と住民が自由に閲覧できる方法も模索している。
村内には樹齢460年ともいわれる北割区のカヤの木を始め、古木や名木が点在。
同研究会は当初、会員用の資料として報告書を考えていたが、文化財として価値が高い古木を地域全体で守るきっかけにしようと、取り組みを始めた。
県のコモンズ支援金に申請。結果は出ていないが、助成が出るなどすれば200部を作成して木の所有者、学校、図書館などにも配布したいと構想をふくらませている。
同研究会は6日に総会を開いたが、報告書をさらに充実させようと、補充調査の実施などを確認した。