伊那図書館でサイエンスショー
夏休み中の子ども達に科学の楽しさを伝えるイベント「サイエンスショー」が、伊那市の伊那図書館で27日、行われました。
サイエンスショーは、伊那図書館で毎年夏休みに行われている人気企画で、きょうは親子合わせて50人が参加しました。
講師を務めたのは元小学校の理科教諭で長野県自然観察インストラクターの野口輝雄さんです。
ショーでは、空気の重さを量る実験や、菓子の袋を山にもっていくとどうなるか?といった身近な疑問を題材に科学の原理をわかりやすく紹介しました。
中でも子どもたちの目を引いたのが段ボールで作られた空気砲です。
中に煙幕を入れて叩くと穴から輪の形をした煙が飛び出し、子ども達から歓声が上がっていました。
また、塩と砂糖の溶け方や性質の違いを観察する実験も行われました。
伊那図書館では、「夏休み中の子ども達に楽しんでもらえる様々なイベントを用意しているので家族そろって足を運んでほしい」と話していました。