伊那地域36.8度 畜産に影響
30日の伊那地域の最高気温は、午後2時20分に36.8度となり今シーズン最も暑い日となりました。
この連日の暑さにより、家畜の牛に影響が出ています。
箕輪町木下にある大東牧場です。
乳牛およそ60頭を飼育しています。
管理している萩原大樹さんです。
牛は暑さに弱く、夏の時期には飼料の割合を変えて牛の体温が上がるのを抑えるほか、食欲不振にならないよう管理しているということです。
水は1日3回替えることで、冷たい状態を保っています。
牛舎には大型の扇風機を取り付けて熱対策をしています。
今年は1基5万円の扇風機を新たに4基追加し、あわせて28基を運用しています。
熱対策を取っていますが、搾乳量は減少しているということです。
東春近保育園 園児が川遊び
また30日は、涼しい場所を求め、伊那市長谷の三峰川で東春近保育園の年長34人が川遊びをしていました。
園児はタイヤチューブを浮き輪代わりにして乗って楽しんでいました。
伊那地域の最高気温は午後2時20分に36.8度で今月、8回目の猛暑日となりました。
7月の猛暑日が一番多い年は2018年で12回です。
長野地方気象台によりますと、この先1週間は高気圧に覆われ猛暑日が続くと予想しています。