暑さ続く 伊那地域4日連続猛暑日
31日の伊那地域は最高気温35.5度と、4日連続の猛暑日となりました。
県内には、4日連続で熱中症警戒アラートが発表されました。
伊那市民プールでは、涼を求めて多くの人が訪れていました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の多くの小学校では、暑さの影響で夏休み中のプール開放を行っていないということで、子どもの姿が多く見られました。
31日の伊那地域は、午後2時56分に35.5度と、4日連続の猛暑日となりました。
市民プールでは、1時間ごとに15分の休憩時間を設けています。
屋根のある場所やパラソルの下での休憩を呼びかけ、熱中症対策を取っています。
この暑さで、果物にも影響が出ています。
箕輪町のJA上伊那果実選果場には、出荷のピークを迎えた桃が運び込まれています。
現在、選果場には中川村を中心とした伊南の桃が運び込まれていますが、今年は暑さの影響で、色づきが良くないということです。
桃の着色には、昼と夜の寒暖差が大切ということですが、ここ最近は夜も気温が下がらないため、色があまり着かないまま熟してしまうとういうことです。
8月1日から本格的な収穫が始まる、箕輪町大出のあらやしき果樹園でも、暑さによる影響を懸念していました。
暑さで桃の色づきに影響がでていますが、気温が高い分糖度は高く、味には問題はないということです。
上伊那地域で採れた桃は、主に、東海や四国地方に出荷されます。
あらやしき果樹園の桃は、1日からみのわテラスでも買うことができるということです。