はらぺこ保育園で入園式
里山にある園舎を拠点とし、自然とのかかわりを通じた体験型保育に取り組む、伊那市富県の「はらぺこ保育園」で8日、2年目の入園式があった。10人の“先輩”園児と家族、地域住民などが参加し、2人の新しい仲間が加わったことを喜び合った。
園児たちは、練習してきた歌を元気良く歌って仲間の入園を歓迎。母親の代表、林美紀さんは「はらぺこの子どもは山が大好きで、直接お尻で滑る大きな滑り台になっている。新しいお友だちもいっぱい遊んでほしい」と語りかけた。
新入園児の母親、野沢智子さんは「山の中の活動を通して命の大切さを学べると思った。けがすることもあるかもしれないが、自分の痛みを通して人にしていけないことを知り、与えられたもので遊ぶのでなく、自分自身で遊びをつくり出していってほしい」と話していた。
最後は全員でもちつきをし、つきたてのもちを仲良く味わった。