伊那市総合防災訓練
大地震を想定した総合防災訓練が31日に伊那市で行われました。
伊那市では、午前6時にマグニチュード9、震度6強の地震が発生したとの想定で訓練が始まりました。
今年は、美篶小学校を主会場に全体訓練が行われました。
避難所開設訓練では、役割ごとに7つの班に分かれて活動しました。
このうち避難誘導安全点検児童支援班は、学校のガラスが割れたり資料館の壁が崩れている場合を想定し「安全確保のため最優先に取り組まないといけない」と話し合っていました。
ほかに、情報班は避難者のリストを収集して65人が避難所に避難していることを本部に報告しました。
また、グラウンドでは防災スポーツフェスタが開かれました。
参加した住民は、非常用簡易トイレ作りなどを体験していました。
伊那市は、訓練を通して災害時に迅速な初動対応を取り、逃げ遅れゼロを目指す体制づくりに取り組みたいとしています。