いななき学舎 堀辰雄について学ぶ講演・朗読会
上伊那で活字文化の振興活動を行っている、いななき学舎による、講演・朗読会が、伊那市の伊那図書館で8月24日に開かれました。
会には、47人が参加しました。
講演・朗読を行ったのは、伊那北高校出身で、聖心女子大学の講師などを務める、文学研究者の松野志保さんです。
今回テーマとしたのは、昭和初期に活躍した小説家の堀辰雄です。
「菜穂子」「風立ちぬ」など、軽井沢を舞台とした作品を数多く残しました。
松野さんは、「当時活躍していた小説家の芥川龍之介は堀の師であり、特別な関係にあった。芥川の死は堀の作風に大きな影響を与えた」と解説しました。
いななき学舎は今年で発足20年を迎えていて、毎月伊那図書館で読書会を開いています。