伊那節の歌唱力を競う
伊那節の歌唱力を競う伊那節大会と、伊那谷の伝統芸能を披露するふるさと芸能祭が、伊那市のニシザワいなっせホールで7日に行われました。
伊那節歌唱コンクールには、20代から80代まで、上伊那を中心に県内各地から17人が参加し、自慢のうたごえを披露しました。
コンクールは、伊那節を次世代に引き継いでいこうと、ふるさと芸能祭実行委員会が開いていて、今回で23回目です。
伊那節は、伊那と木曽を行き来するときに唄われていた馬子唄で古くは「御嶽山」と呼ばれていました。
伊那節は、節回しが独特で、音程も高低差があり、難しい民謡だということです。
出場者は、太鼓や三味線、尺八の生演奏に合わせて歌を披露していました。
第2部のふるさと芸能祭では伊那節保存会やまほら伊那民謡会など5団体が発表を披露しました。