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上伊那農業3年田畑カンナさん 大阪万博で菌床を飼料にする研究のビジネスモデルを発表

上伊那農業3年田畑カンナさん 大阪万博で菌床を飼料にする研究のビジネスモデルを発表

南箕輪村の上伊那農業高校3年生、田畑(たばた)カンナさんは、大阪・関西万博で8月11日に行われた、高校生によるビジネスモデルの発表会にファイナリストとして参加しました。
5日に田畑(たばた)さんが村役場を訪れ、藤城(ふじしろ)(えい)(ぶみ)村長に結果を報告しました。
田畑(たばた)さんは先月11日に万博会場で開かれた「高校生みんなの夢AWARD(アワード) 2025」でファイナリスト10人のひとりとして、ステージで発表を行いました。
発表したのは、上伊那農業高校で取り組んでいる、使い終わったキノコの(きん)(しょう)を牛の飼料にする研究のビジネスモデルです。
アワードには全国396校から2,464人が参加しました。
6月から2度の選考を経て、ファイナリスト10人が決まりました。
今回発表した、使い終わったキノコの菌床を牛の飼料にする研究は上伊那農業高校で4年前から行われていて、田畑さんは2年生の時から研究に携わっています。
菌床の活用で、牛の飼料コストを大幅に削減し、持続可能な畜産基盤を生み出すビジネスモデルを提案しました。
ファイナリストの中からグランプリ、準グランプリ、各賞が選ばれ、田畑(たばた)さんは農業振興賞を受賞しました。

藤城村長は「先輩から受け継いだ研究をさらに発展させて、素晴らしい評価を得たことに感動した」と話しました。
 

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