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199/(金)

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伊那谷の珍味 イナゴが不作

伊那谷の珍味 イナゴが不作

伊那谷の珍味のひとつ、イナゴ。
夏の暑さや大雨で、今年も不作となっています。
伊那市上新田のつかはらです。
つかはらでは、入荷したイナゴを甘露煮にして販売しています。
18日は、2代目の塚原(つかはら)(やす)(はる)さんが、イナゴの田舎炊きの出荷作業を行っていました。
店の外には冷凍で入荷した去年のイナゴがあり、塚原さんが状態を確かめていました。
イナゴは、毎年山形や秋田など、日本海側から仕入れていますが、地球温暖化による高温や急な雷雨の影響で、年々数が減っています。
最盛期は1シーズンに1トンほどあったものが、去年は600キロ、今年は400キロ程度を見込んでいます。
塚原さんは、80年以上イナゴを取り扱う中で、今年1番の不作ではないかと話します。
不作続きとなっているイナゴですが、国内外で昆虫食への注目は高まっています。
 

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