箕輪中部小4年1組 農業用水探検隊で西天竜幹線用水路学ぶ
箕輪町の箕輪中部小学校の4年1組の児童はきょう、西天竜幹線用水路にまつわる施設を見学しました。
25日は、児童29人が、上伊那地域振興局の職員の案内で、西天竜幹線用水路にまつわる施設を見学しました。
はじめに、箕輪町松島の円筒分水工を見学しました。
西天竜から流れてきた水を周辺の農地に分配するもので、地域の水の奪い合いを治めた歴史があります。
西天では大正から昭和にかけて50基建設され、そのうち35基が今も現役で使われています。
次に、西天の水を使っているリンゴ畑で、車両や、張り巡らされたホースからの水やりを見学しました。
その後は、木下の開田記念碑で水路の歴史を聞きました。
記念碑は高さおよそ8メートル、重さ30トンで、用水路完成までの経緯や思いが刻まれています。
地域の農業用水路について学ぶ、農業用水探検隊は2007年から上伊那地域振興局が小学4年生を対象に行っています。
今年度は、上伊那の9つの小学校からおよそ500人が参加する予定です。