春富中学校文化祭 矢羽根祭
26日から上伊那各地の中学校で一斉に文化祭が始まり、生徒たちが日々の学習の成果を発表しました。
伊那市の春富中学校では矢羽根祭が26日から始まりました。
開祭式では、全校生徒363人が体育館に集まり、はじめに美術部の生徒が製作したステージバックが披露されました。
61回を数える今年のテーマは「彩虹の矢~大空に彩れ輝く虹」です。
生徒一人ひとりの個性を色にたとえ、互いの違いを認め合い、尊重し合おうという思いが込められています。
式では、各クラスで制作した動画が上映され、テーマにちなんだ虹レンジャーが登場し会場を盛り上げました。
26日はこのほか、グラウンドでスポーツフェスティバルも行われました。
競技はクラス対抗で行われ、綱引きや大縄跳びなどクラスの団結力を発揮しながら取り組みました。
このうち全員リレーでは、一周200メートルのトラックをクラスごとにバトンをつなぎ勝利を目指しました。
あらかじめ決められた範囲の中で、走る距離を自由に決められるというユニークなルールです。
各クラスが戦略を練り、それぞれの足の速さや体力に応じて走者の距離を調整するなど、工夫を凝らしたリレーが展開されました。
体育館では、各学年や部活の作品が並んでいます。
また、来年度から導入されるジャケット型のジェンダーレス制服も展示されています。
春富中学校の文化祭、矢羽根祭は27日まで、27日は音楽会が予定されています。