「逃げ若」歴史監修協力 齊藤さんが講演
南北朝時代を舞台にしたテレビアニメ、「逃げ上手の若君」の歴史監修協力をした、齊藤太一さんによる講演会が、伊那市の伊那図書館で9月21日に開かれました。
講演会では、「伊那の南北朝時代にふれる」と題し講演しました。
齊藤さんは、伊那市富県出身で、鎌倉幕府滅亡後の南北朝時代を描いたテレビアニメ「逃げ上手の若君」の歴史監修に協力しています。
幕府最後の執権を握った北条高時の息子、時行が主人公のアニメで、諏訪地域などが舞台となっています。
去年7月から9月まで、第1期が全国で放送されました。
アニメでは伊那市長谷の大徳王寺城址も登場していて、齊藤さんは「伊那谷にも時行らと関わりがある史跡が残されている。南北朝時代は、今後伊那の新たな文化・観光資源になりうる」と話していました。
講演会には、市内外から40人が参加しました。