伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
304/(火)

ニュース

七久保小学校が手紙渡し、40年目

1通の手紙に 交通安全の願いを込めて

七久保小学校が手紙渡し、40年目

 1通の手紙に安全運転への願いと自らの決意を込めて40年-。飯島町七久保小学校5年生31人は10日早朝、七久保の広域農道沿いで、交通安全、無事故を願い、恒例の手紙渡し運動をした。
 同校は1967年4月から春秋の全国交通安全運動に合わせ、手紙渡しを運動を展開し、今年で40年目。
 児童らは通勤途中のドライバーに「安全運転を」と声を掛け、自分が怖かった体験や、気をつけてほしいことなどをつづった手紙を手渡した。ドライバーは一瞬戸惑いながらも、「ありがとう、会社についたら、読ませていただきます」と笑顔で受け取っていた。
 児童らは「横断歩道で止まってくれて、うれしかったと書いた」。「交通安全に気をつけてくれてありがとうという感謝の気持ちと、自分の交通安全への決意を書いた」と話していた。
 駒ケ根署の山田久登次長は「1通の手紙に思いを込めた、他に類を見ない運動が継続されていることはすばらしい。手紙を受け取ったドライバーはぜひ、返信してほしい。そのことによって、一層実の上がる運動に展開するのでは」と期待していた。

前のページに戻る 一覧に戻る