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上伊那広域消防 林野火災想定の合同訓練

上伊那広域消防 林野火災想定の合同訓練

上伊那広域消防本部は、長野県消防防災航空隊と合同で、林野火災を想定した連携訓練を3日に箕輪町で行いました。
訓練は、箕輪町の箕輪ダム周辺で行われ、管内6つの消防署から署員合わせて31人が参加しました。
この訓練は、県の消防防災ヘリコプターとの連携体制を確認し、災害時に円滑な活動が行えるよう、年に1度行われています。
現場では、防災ヘリが到着すると、署員が誘導を行い、消防車から延ばしたホースを使って、空中消火用バケットに200リットルの水を給水しました。
このバケットには最大で900リットルの水が入るということです。
給水を終えたヘリコプターは、バケットを吊り下げてダム湖に向かい、上空から放水を行いました。
上伊那広域消防本部によりますと、今年は10月2日までに4件の林野火災が発生しているということです。
また、県消防防災航空隊に出動を要請したのは、2021年4月に西箕輪で発生した林野火災が直近だということです。
講評で上伊那広域消防本部の中村(なかむら)(あきら)消防長は「訓練を活かし、今後も迅速な対応が可能となるように、体制の強化に努めてほしい」と話していました。
 

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