男子バレー公開ゲーム・NEC長野VS岡谷工業高校
全国レベルの迫力 満喫
男子6人制バレーボール「NEC長野×岡谷工業高校」の5セット公開ゲームと技術講習会が9日、伊那市の伊那中学校体育館であった。一流選手らが息をつく暇もない熱戦を繰り広げるのを、約460人の観客が見守った。上伊那バレーボール協会主催。
試合は大方の予想を反し岡谷工業が5セットすべてに勝利した。関係者によると、NEC長野の主力選手はけがのため力を発揮できなかったのが原因。岡谷工業は選手の入れ替え時期だったというが、前年度の春の高校バレーで全国3位になった力を見せつけた。
コートサイドなどでは、上伊那の小中学校でバレーに取り組む子どもたちが観戦。一流選手たちの白熱のプレーに飯島中1年の上原紗希さん(12)は「こういう試合を生で観ることができてうれしい。すごい迫力。あんな選手たちみたいになりたいな」とあ然としていた。
技術講習会には約300人の小中学生が参加。講師にVリーグ「茂原アルカス」元監督の辻智之氏(38)=千葉県=を招き、小学生は基礎プレー中心に、中学生はチームプレー中心に技術を学んだ。