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信大農学部で松くい虫対策本部設置

信大農学部で松くい虫対策本部設置

 北上する松くい虫被害を未然に防ぐため南箕輪村の信州大学農学部はこのほど、松くい虫対策本部を設置した。農学部の附属研究施設・アルプス圏フィールド科学教育研究センター(AFC)と森林科学科の教員が中心となり、年度前半までにワーキンググループを立ち上げ。薬剤の樹幹注入などによって予防に努めていく。
 上伊那での被害は伊南地域が中心だった。しかし、2月には伊那市東春近、西春近でその被害が確認されるなど、対象範囲は北部にも拡大しており、今後は、更に被害が拡大するのではないかと懸念する声もある。そのため演習林として松を保有する同学部としても、被害を未然に防ぐ必要があると判断。対策本部を設置することとなった。
 予防措置を講じていくのはアカマツなどが多い構内演習林約15ヘクタールとなる。

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