第39回伊澤修二記念音楽祭
伊那市高遠町出身で東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二の功績を称える記念音楽祭が、25日に伊那市内で行われました。
音楽祭は、1部と2部に分かれ行われました。
第1部は、高遠町文化体育館を会場に、高遠北小学校、高遠小学校、高遠中学校、長谷中学校、高遠高校の児童と生徒が、それぞれ歌や音楽劇を披露しました。
このうち高遠中学校は、伊澤修二が残した言葉に箕輪町の音楽家、唐沢史比古さんが曲をうけた「仰望」を全校生徒で歌いました。
また、東京芸術大学の学生によるサクソフォンカルテットも演奏を披露しました。
伊澤修二記念音楽祭は、高遠町出身の伊澤修二が東京音楽学校、現在の東京芸術大学の初代校長を務めたことが縁で始まり、今年で39回目です。
第2部は伊那文化会館で行われ、東京芸大シンフォニーオーケストラと、音楽祭のために結成された伊澤修二記念音楽祭合唱団や高遠中学校の生徒が共演しました。
伊澤修二記念音楽祭合唱団は、バッハ作曲のマタイ受難曲を披露しました。
高遠中学校の生徒は、大地讃頌を披露しました。
伊澤修二記念音楽祭の模様は、11月に伊那ケーブルテレビの121チャンネルで放送します。