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中尾歌舞伎「三六災害半世紀」

中尾歌舞伎「三六災害半世紀」

伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎、中尾歌舞伎の秋季公演が中尾座で9日に行われ、三六災害をテーマにしたオリジナルの演目が披露されました。
今回の演目は、中尾歌舞伎保存会オリジナルの演目「三六災害半世紀」です。
演目は、昭和36年、1961に伊那谷で起きた豪雨災害を題材にしています。
幕末の農村を舞台にしていて、長雨による土石流で、兄の(ただ)(かつ)は、妹を亡くします。
10年後、再び同じような土石流が起こり、忠勝が村や家族を守るという物語です。
大蛇を土石流に見立てていて、大蛇との立ち回りのシーンでは、歓声とお捻りが飛び交っていました。
公演は、伊那ロータリークラブと中尾歌舞伎保存会が主催するものです。
伊那ロータリークラブのメンバーは照明を担当しました。
会場の外では、演目が三六災害であることから、天竜川上流河川事務所が災害についてまとめたパネルの展示をしました。
中尾歌舞伎保存会オリジナルの演目「三六災害半世紀」は、来年1月に121chで放送を予定しています。

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