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地域づくり支援事業29件を認定

 宮田村は10日、住民の自主的なむらづくりを助成する「地域づくり支援事業」の認定を行い、申請があった33件のうち29件を認定した。子どもの安全対策など、地域問題を正面からとらえ事業化する地区、団体が増えており「支援事業も3年目を迎え、有効に活用する動きが広まってきた」と村総務課では話している。
 同事業は村が290万円を予算化。区や地域性の高い活動をする団体が対象で15万円を上限に補助する。
 この日は花壇整備の街並みづくり事業分で17件、公共性の高い事業に配分する一般分は12件それぞれ認定した。
 一般分では7事業が前年度からの継続だが、南割区、大田切区、新田区の通学路の安全対策、大原区の公園整備、地域情報紙「おおはら」を発行する会の発行事業、大久保区の水路改修事業が新規で認めた。
 認定しなかった4件のうち3件は書類不備などで保留。整い次第認定するか、2次認定にまわす。大久保区から申請があった「松食い虫対策」は村が事業化するため認定を見合わせた。
 今回の29件で交付する事業費は224万円余り。5月末まで2次申請を受け付けており、村では積極的な活用を呼びかけている。詳しくは総務課企画情報係85・3181まで。
 認定団体、事業内容は次ぎの通り。
 ▽一般分【宮田城址保存会】城址整備、公園化【大原区】第1公園を整備し、安全に遊べる環境整備。【ともいきの会】交流会開催や機関紙発行【北割区】村道の修繕整備【いきねっと】男女共同参画を中心に講演会、学習会【南割区】通学路の安全確保で車止め設置、枝打ちなど【地域情報紙「おおはら」を発行する会】情報共有により支えあい【大田切区】枝打ちなど通学路危険箇所の改善【町1区】歩道修繕と蛍光塗料による標示【町3区】防災倉庫と救護機材の整備【大久保区】側溝の修繕【新田区】枝打ちなど通学路の安全確保
 ▽街並みづくり事業分=花と緑のある街角づくり会、大久保ふれあい歌壇ボランティア、おおはら花の会、米松会、3班辰巳会、里宮花の会、新田区、いきいきサロン、大田切曙会、北割寿会、つつじが丘景観委員会、北割5班婦人部、一輪の会、町三区、河原町通り景観委員会、三一会、仲町モール商店会

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