伊那北高校 こんにちは先輩
伊那市の伊那北高校で、地元で働く人から話を聞く「こんにちは先輩」が13日に行われました。
この日は、1年生およそ200人が、製造業やサービス業など、地元で働く19人から話を聞きました。
講師の半数は伊那北高校出身で、生徒は事前に準備した質問を投げかけ、対話をしました。
このうち、伊那北出身で、現在慶応義塾大学を休学し、人々の交流の場となるカフェを運営している佐野天咲さんは、「伊那のよいところは何ですか」という質問に対し、「新しいことに挑戦する時、一緒に考え行動してくれる人が多く、地域の繋がりが強いところです」と答えていました。
同じく伊那北出身で、タカノ株式会社の鷹野太重さんは「自分らしく働くためにはどうすればよいか」という質問に対し「自分の得意なことや好きなことを活かせる仕事を選ぶと、良い人生になると思います」と答えていました。
こんにちは先輩は、総合的な探究の授業の一環で、生徒たちの話を聞きだす力を身につけるとともに、上伊那で活躍する先輩の話を聞き、地元での就職に繋げてもらおうと毎年開かれています。