箕輪町 給食を参考に減塩考える
箕輪町は、学校給食を参考に、家庭の食事の減塩について考えてもらう機会にしようと一般を対象にした試食会を初めて企画しました。
箕輪中部小学校で開かれた試食会には、児童の保護者など16人が参加しました。
19日の給食の献立は、ご飯、厚揚げときのこのマーボー豆腐、いそのかあえ、とりごぼう汁、牛乳です。
この献立の塩分量は、9歳から10歳の1食分の基準2グラムを下回る、1.8グラムです。
箕輪町では、高血圧の要因の一つである食塩の摂りすぎを防ぐため、減塩チャレンジの取り組みを推進しています。
国が推奨する一般の1日の塩分量は、男性が7.5グラム、女性が6.5グラムだということです。
町が20歳以上を対象に調査した昨年度の1日の塩分の平均摂取量は、男性が9.6グラム、女性が9グラムでした。
試食会は、学校給食を実際に食べてもらい、家庭の食事の塩分量や味付けを考えてもらう機会にしようと初めて企画しました。
町では、今回のアンケート結果を集計し、地区の出前講座やイベントに活用していくとしています。