伊那市の西春近公民館のコヒガンザクラ見ごろ
桜咲き心豊かに
地元では伊那市内でも早咲きと知られる桜の名所、西春近公民館南児童公園のコヒガンザクラが七分咲きとなり、見ごろになっている。夜はぼんぼりに光がともり、幻想的な風景が広がっている。
公園には樹齢80年くらいとなるコヒガンザクラの古木2本など、計8本が植えられている。本年は前年より4日ほど早い、3月30日に開花した。
花の色は濃いピンク色で、枝はしだれ桜のように垂れているのが特徴。窓から毎日眺めている公民館関係者らは「心豊かに仕事をさせてもらっています」と笑顔。天候がよい日は、近くの園児や子ども連れの家族が立ち寄るという。
ライトアップは連日午後5時30分縲・時30分、観桜期中は続く。公民館では「今週の土・日曜日ごろには満開になるのでは」と、多くの人が花見に訪れることを期待している。