伊那郵便局 赤バイクで交通安全パレード
伊那坂下区の伊那郵便局(藤原良明局長)は11日朝、「春の全国交通安全運動」(6竏・5日)に合わせ、赤バイク(郵便配達用バイク)による交通安全パレードをした=写真。
前年に続いて2回目となるパレードは、伊那署管内の郵便局で唯一。同署の協力でパトロールカーを先導に、交互2列に隊を組んだバイク22台が小雨が降る中、同局を発着点に伊那北駅から伊那市駅までの間(約2キロ)を走り、地域住民に交通安全を呼びかけた。
局は04年度、4件の交通事故を起こしてしまったのを契機にパレードをはじめた。前年度は局員の交通に対する安全意識が向上され、事故は0件に抑えられたという。
パレード前の出発式で藤原局長は「交通事故を発生させないという意気込みで市内をパレードしてほしい」とあいさつ。伊那署の小嶋惣逸署長は「地域の安全パトロールなど、皆さんが日ごろから総力をあげて取り組んでくれていることがありがたい」と感謝した。
同局貯金保険課の宮下豊文総務主任は「絶対に交通事故を起しません。子どもが安心して通学できる環境をつくることを誓います」と決意表明した。