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食で観光誘致 ガストロノミーツーリズム勉強会

食で観光誘致 ガストロノミーツーリズム勉強会

地域の食文化を目的とした観光、ガストロノミーツーリズムについての勉強会が、伊那市のいなっせで28日に開かれました。
会には上伊那の観光関係者、飲食店経営者などおよそ50人が参加しました。
勉強会を開いたのは、箕輪町のタイ料理店GUUUT(グート)三浦(みうら)(とし)(ゆき)さん、ブドウ農園Ferme(フェルム) Fujisawa(フジサワ)藤沢正彦(ふじさわまさひこ)さん、和牛繁殖農家48(シバ)ファームの(しば)勇一郎(ゆういちろう)さんの3人です。
3人は、ガストロノミーツーリズムを推進する組織を設立するために勉強会を企画しました。
講演したのは、東京都在住のガストロノミープロデューサー、柏原(かしわばら)光太郎(こうたろう)さんです。
柏原(かしわばら)さんは自身の著書を使ってガストロノミーツーリズムの概要を解説しました。
ガストロノミーツーリズムは、その土地の気候風土によって育まれた食事を楽しむことを目的とした観光形態です。
柏原(かしわばら)さんは「海外からの旅行者の訪日目的の1位は食事で、そのうち9割が地方を訪れたいと思っている。」
「地方に魅力あるレストランが1軒でもあれば、人はその地を訪れる。それによって周辺が得られる経済効果は思いのほか大きい。」と話していました。

三浦さんたちは来年1月に、箕輪町でガストロノミーツーリズムの体験会を開催する予定です。
 

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