区の役員負担軽減へ 南箕輪村が意向調査実施
南箕輪村は、集金活動に関する区の役員の負担軽減を図ろうと、関係団体を対象にした意向調査を行いました。
8日は、役場で村議会全員協議会が開かれ、村が説明しました。
村では、先月関係する4団体に対し、区役員の負担軽減のため集金に関わる業務の見直しに向けた意見書を提出し、回答を求めていました。
その結果、社会福祉協議会費・赤い羽根共同募金・緑の募金の業務については、「原則として区や組を通じた集金を依頼しない」との回答を得ました。
交通安全協会協力金については、「補助金増額などの条件が整えば、集金を依頼しない」としています。
日本赤十字社活動資金については、「現行から変更なし」としています。
集金を行わないことにより減収が予想されることから、村では、「補助金の増額や支援を検討する」としています。
村では、今後各区に説明し、今後の方針を確認するということです。
全員協議会では他に、8月からのふるさと納税返礼品の梨の受付提出に伴う対応にいて、「現金での返金は行わない」としました。
去年の寄付者のうち、村が行った意向調査で返金希望・未回答の人について、地方税法などに抵触することから、返金はせず「梨・またはその他の代替品」を送るとしています。
今年の寄付者については、返金希望・未回答の場合、キャンセル扱いとするとしています。