高遠小 芝平なんばんを調理
伊那市高遠町の高遠小学校で、信州の伝統野菜に選定されているトウガラシ「芝平なんばん」を使った調理実習が行われました。
10日は5年生の児童およそ30人が芝平なんばんを使った味噌などを作りました。
芝平なんばんは伊那市高遠町で栽培されてきたトウガラシで、2020年に信州の伝統野菜に選定されています。
講師は高遠在来とうがらし保存会会長の高嶋良幸さんが務めました。
児童は、トウガラシを切って、ミキサーで細かくしました。
米の栽培を行う5年生の児童は、ご飯に合うおかずを作ろうと芝平なんばんの苗を高嶋さんから譲り受けて7月から育ててきたということです。
味噌や砂糖、酒などを混ぜ、鍋で煮詰めました。
トウガラシと味噌を混ぜ合わせて1週間ほど寝かすととうがらし味噌が完成するという事です。
今日は他に、芝平なんばん醤油を作り給食で味わったという事です。