まちの縁側づくり学ぶ研修会
伊那市社会福祉協議会が進めている、地域の住民が集まれる場所、まちの縁側事業についての研修会が、3日に伊那市福祉まちづくりセンターで開かれました。
会には、現在まちの縁側活動を行っている人、これから活動を始めようと思っている人など17人が出席しました。
まちの縁側事業は、地域の住民同士が交流を深められる場所を作ろうと、2015年度から市社協が取り組んでいます。
市内では現在93カ所がまちの縁側として認定されています。
会では市内の3つの縁側が活動を報告しました。
中央の野澤伊代子さんは、家のリフォームをきっかけに、家のガレージで縁側活動を行っています。
月に一回、縁の下サロンと題して、近隣の住民を招いてお茶会を開いているということです。
講演を行った長野県NPOセンターの阿部今日子さんは、「縁側は人と人をつなぎ、町を豊かにするためのハブになります。」と話していました。
まちの縁側に認定されると、市社協から木製の認定証が贈られます。