手づくり弁当広げて、桜の下で春を満喫
宮田村の心の病と向き合う当事者グループ「さくら」と村福祉作業所の30人は12日、中川村の大草城址公園に足を運び、花見を楽しんだ。出発前に全員で弁当を手づくり。咲きほこったサクラの下で舌鼓を打ち、春を満喫した。
ビンゴゲームなど楽しみながら、バスで到着した一行。ピンクに染まった木々の鮮やかな姿に「きれいだねぇ」と目を輝かせた。
さっそくシダレザクラの下に陣取り、宴(うたげ)を開始。自分たちでつくったおにぎり、唐揚げ、卵焼きなど色鮮やかな弁当を広げた。
花をめでながら、食欲もモリモリ。ポカポカ陽気にも包まれ、時間を忘れて談笑していた。
さくらは毎年花見を行っているが、弁当持参は初めて。「いつか桜の下でお弁当広げたいね」と話し合っていただけに、今回の花見は格別な様子だった。