箕輪南宮神社 山車飾り制作進む
箕輪町の箕輪南宮神社で来年1月に行われる初祭りに向け、山車飾りの制作が進められています。
18日は、住民有志でつくる木下山車飾保存会のメンバーが、箕輪南宮神社で山車飾りを制作していました。
今回は、4つの舞台を作ります。
神社東側の舞台では、真田丸を攻めた徳川軍の戦い「大坂冬の陣」を題材にしています。
真田幸村の軍と、徳川方の井伊直孝の軍が戦う様子を表現していて、弓で打ち抜かれた徳川軍の武士の人形も制作しました。
ほかに、竹取物語を題材にした舞台では、おじいさんが竹の中からかぐや姫を見つけた場面と、おばあさんがかぐや姫を大切に育てる場面の2つの場面を1つの舞台で表しています。
山車の制作は11月10日から始まり、保存会のメンバー16人が、平日毎日集まり作業をしています。
ほかにも、歴史的勝利をおさめたサッカーの日本対ブラジル戦や、来年の干支にちなんだ馬の山車飾りも制作しています。
山車飾りは、来年1月10日と11日に箕輪南宮神社で行われる初祭りで奉納されます。