オールドノリタケ名陶展 18日までベルシャイン伊那店
明治中期から大正初期にかけ、日本から米国中心に海外輸出された磁器「オールドノリタケ」の展示販売会は18日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている=写真。
花瓶、水差し、ティーセット、飾り皿などの約100点の名陶を出品。当時の職人たちが海外からの受注で丹精込めてつくった作品のほとんどに24金がほどこされ、あでやかな展示会となっている。
絵柄はバラ、キク、ウメなどの花柄や風車の風景画、貴婦人やインディアンの人物画などさまざま。西洋磁器のスタイルを取りながら日本人の細やかな装飾技術が光る作品が集まっている。
関係者は「日本にもあったアールヌーボー製品。100年を経て里帰りした日本磁器の細工のすばらしさを見てください」と来場を呼びかけている。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。