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つどいの広場開設に向けて、若い母親と懇談

 宮田村は14日、子育て支援対策で6月に開設予定のつどいの広場(仮称)について意見を聞こうと、若い母親を交えた懇談会を開いた。村と広場の運営を受託予定の社会福祉法人の担当者が、利用料の設定や設備についての要望などを直接聞いた。
 「意見を聞き、柔軟に事業内容を決めていきたい」と村内の子育てサークルに参加を呼びかけたもの。5人ほどの出席者だったが、子育て中の母親を代表して想いを届けた。
 駒ヶ根市にある同様の広場を以前は利用していたという声が挙がったが「無料から有料になり、さらに市外の人は割高な料金設定で、足が遠のいてしまった」などと意見した。
 宮田村のつどいの広場は、町2区の仲なかふれあいセンターに開設。乳幼児とその親を対象に、遊んだりしながら交流を深める場所として計画している。
 同センターで村福祉作業所を運営する社会福祉法人親愛の里(松川町)が、同様に村からの委託で運営を予定。看護師など有資格の専門職員が常駐して各種相談にも応じる。
 懇談では専門職員の対応も話題になり「他の広場では職員が厳し過ぎる所もある。ガチガチになると利用しづらい」と意見も出た。
 また、食事が取れるスペースや子どもが使い易いトイレ整備なども要望で挙がった。
 懇談に出席したある母親は「周囲でも広場に対して関心が高まっている。子育てしていると相談したいことも数多くあり、期待している」と話していた。
 村は乳幼児検診でアンケートを実施したほか、今後もあらゆる機会を通じて要望、意見を聞く方針で、電話でも受け付けている。村住民福祉課国保児童係85・5861まで。

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