花のパッチワーク&世界の刺繍(ししゅう)展
宮田村の刺繍(ししゅう)教室・オリジナルT刺繍と駒ヶ根市のパッチワーク教室・マルコミコットンクラブの受講者などの作品が並ぶ「花のパッチワーク&世界の刺繍展」が14日から、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まった。世界各国の伝統的な刺繍や、鮮やかなパッチワークが施されたベッドカバーやタペストリーなど約200点が、訪れた人の目を楽しませている。
作品展は宮田村の刺繍作家・竹中理恵子さんの教える2教室の受講者は、ほとんどが女性。最高齢者は85歳で、高齢の人も多いという。
昨年フランス研修に訪れた竹中さんは、立体的な刺繍「スタンプワーク」を習得。今回の展示は、その手法を披露する場ともなっている。そのほかにもノルウエーやインドなど、各国の特徴ある刺繍が施されている。
パッチワークは、昨年の「長野キルトウィーク」で準グランプリとなった受講者の作品なども展示。
受講者の多くは、パッチワークだけでなく刺繍を織り交ぜた作品も多く、通常のパッチワークより柔らかい作品に仕上がっている。
竹中さんが学校週5日制対応講座で指導する宮田小学校の生徒や保護者の作品も60点ほど展示している。
竹中さんは「それぞれが丁寧に手掛けているので、一針一針をしっかり見てほしい」と話していた。
入場無料。午前9時縲恁゚後6時(最終日は午後4時まで)。16日まで。15、16日は午後1時から歌のアトラクションもある。