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青年海外協力隊の春日さんが帰国報告

青年海外協力隊の春日さんが帰国報告

 青年海外協力隊員として2年間、アフリカのマダガスカルに派遣されていた宮田村南割区の看護師、春日広美さんが17日、同役場を訪れて清水靖夫村長に帰国報告した。同国の医療の現況や仕事内容などにふれ「やり残したこともあるが、今後も医療をきちんと学んでいきたい」と話した。
 首都から400キロほど離れたマルボアイという町の県立病院に勤務。診療所でのワクチン接種から、学校をまわって子どもたちに歯みがきや手洗いなどの指導までこなした。
 現地では、言葉の壁や腸チフスで2週間寝た経験もあったというが「家族のつながりを本当に大切にしていて、人当たりもいい。今、マダガスカルに帰れって言われたら飛んで行きたい気持ち」と笑顔で話した。
 帰国から1週間ほど経過し、勤務先の昭和伊南病院(駒ヶ根市)にも復帰。「向こうは本当にゆっくり。日本は目まぐるしくて、職場でも緊張している」と続けた。
 清水村長は「マダガスカルで感じた人間関係、人を思いやる気持ちを大切にして、今後の仕事も頑張ってください」と励ました。

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