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水田から発生するメタンガス抑制を研究

信大農学部の齋藤勝晴教授

水田から発生するメタンガス抑制を研究

一時的に水田から水を抜く「中干し」の期間延長で地球温暖化の原因の一つメタンガスを抑制する研究を進めている信州大学農学部の齋藤勝晴教授に話を聞きました。
齋藤教授は「水田からは温室効果ガスのメタンが出ていて、そのメタンを減らそうということで中干しという栽培技術があります。中干しを延長することでメタンガスが減るということは知られているのですが有機栽培であったり減農薬栽培でどれだけ減るかという実証実験を行っています。」と話していました。
9日、伊那市高遠町の水田で齋藤教授と研究室の学生2人が水田から発生したメタンガスを採取していました。
メタンガスは地球温暖化の原因の一つとされていて齋藤教授によりますと水田の水を抜く「中干し」の期間を延長することでその発生が抑制できるということです。
齋藤教授は「水田からのメタンというのは土壌にいるメタン生成菌が作っているのですがメタン生成菌は酸素に弱いという性質がありまして中干しをしますと空気中の酸素が土の中に供給されてメタン生成菌が弱り全体的にメタンの生成が抑制されるというメカニズムになっています。」と話していました。
齋藤教授は実験を行った水田と通常の水田のメタンガスの量を測定しその効果を検証します。
それにより環境に配慮した栽培方法の確立を目指します。
齋藤教授は「今いろんな環境問題があり、環境に優しい農業をやっても価格転嫁ができない面があるので生産者と消費者を結ぶような貢献ができたらいいと思います。」と話していました。
メタンガスの計測は定期的に行い、11月頃に分析結果を公表するということです。
 

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