実際に公道歩いて高齢者の交通安全教室
宮田村町2区と同地区のボランティア「ともいきの会」は17日、高齢者の交通安全教室を開いた。村駐在所の協力で、公道に出て、横断歩道や道路の歩き方を再確認。参加した約40人は、自分の命は自分で守ろうと、交通ルールを見つめ直した。
教室は2回目だが、公道に出ての実地体験は初めて。村駐在所の雨宮則彦所長が、状況に応じた正しい歩行を指導した。
横断歩道は一人づつ渡り、手をあげて左右を何度も確認した。
「子どもたちが手をあげて渡るのは見ているけれど、分かっていても我々大人にはなかなかできない」とある参加者。
雨宮所長は「気恥ずかしいかもしれませんが、体全体を使って自分の命を守ると思って、やってください」と呼びかけていた。