村歌舞伎一代制作本部開所式
飯島町役場庁内の一角に設置
後藤俊夫監督(67)=飯島町=が農村歌舞伎を題材に取り組む長編劇映画「村歌舞伎一代」の製作本部を飯島町役場庁内の一角に設置。19日、関係者40人が見守る中、後藤監督と高坂町長が看板を上げ、製作拠点の設置を祝った。
看板は幅30センチ、2・4メートル、大沢教育長の揮ごうで長編劇映画「村歌舞伎一代」と書かれた。
後藤監督は「飯島町の温かい配慮で、映画づくりを行う製作拠点の設置できた」と感謝し「主演に歌舞伎役者の片岡孝太郎さんが決まり、6月には全俳優も決定する」と現況に触れ「映画を通して、伊那谷のPRを頑張りたい」と誓った。
高坂町長は「本部設置でいよいよ、製作が本格化する。後藤監督の地元として、側面から支援協力するために、今夜『成功させる会』の飯島分会を立ち上げる」と述べ、多くの出席を呼び掛けた。
今後のスケジュールは5月4日、同本部で第2次オーディション。6月末、制作発表、10月末撮入の予定。同本部には常時スタッフ30-40人が出入りする。
また、撮影隊宿舎は千人塚老人福祉センター千寿荘を充てる。