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近作彫刻展

近作彫刻展

 南箕輪村北殿の小倉孝一さん(73)は28日まで、彫刻展を八十二銀行南箕輪支店ロビーで開いている。
 「綾香」「少年夢遥か」と題した首(頭)の作品と立像「涼風」の近作3点。石こう像とブロンズ粘土による2つの手法で、1作品に約半年かけて作り上げた。スケッチとデッサンも展示している。南箕輪村や伊那市の金融機関ロビーなどで個展をし、今回が4回目。
 彫刻歴は40余年。児童の首や女性の立像を制作し続けている。児童の首を作るのは、元教諭で長年身近に接してきたこともあり、「純粋で若々しく、魅力がある」と作品の題材にしている。伊那美術会員で、これまでに各種の賞を受賞している。
 「量感豊かな生命感あふれる彫刻を創り続けたい。大きくはないが力強く、形や技巧的でない感じたままを自己表現したい」と小倉さん。「じっくり見て、作品の内からの生命感を感じとってほしい」と話している。

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