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本坊酒造信州工場創設20周年記念して「ツインアルプス」発売

本坊酒造信州工場創設20周年記念して「ツインアルプス」発売

 宮田村新田区の本坊酒造信州工場は、工場創設20周年を記念して、主力ウィスキーの新商品「ツインアルプス」を5月15日に発売する。工場を立ち上げた当初の原点に立ち戻り、気軽に楽しんでもらえる商品として設定。「特に地元の人に親しんでほしい」と、山々に囲まれた伊那谷をイメージしてネーミングした。
 鹿児島に本社がある同酒造は、洋酒事業の主力工場として1985(昭和60)年に宮田村に工場を開設。
 駒ケ岳山麓の良質な水と豊かな環境を利用して、ワインや梅酒など製品の幅は広がったが、現在もウィスキー、ブランデーの主力工場としての位置付けは変わらず「マルスウィスキー」の名で親しまれている。
 「ツインアルプス」は、7年以上のモルト原酒に3年以上熟成したグレーン(とうもろこし原酒)を調合。
 軟らかいアルプスの水の特徴を活かし、オーク樽の風味とモルトの華やかな香りを漂わせる、素直な仕上がりとなった。
 価格は720ミリリットル入り1194円(税抜き)とリーズナブルに設定。初回出荷は2縲・千本を予定し、地元販売にも力を入れる。
 「焼酎などと同じように、気軽に味わってもらえれば。2つのアルプスに囲まれた、この地で育んできたウィスキーの原点を多くの人に味わってほしい」と藤野公宏工場長は話す。

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