予算執行説明で職員にゲキ
村長が改めて危機意識を喚起
宮田村は25日、職員対象の予算執行方針説明会を開いた。清水靖夫村長は、村の中期的な財政試算にふれ「何も手を施さなければ、財政再建団体に陥ることは間違いない」と、危機意識を喚起。協働のむらづくりの気運が住民側から高まっているとも指摘し「我々行政がどのように加わるかが問われている」と、ゲキを飛ばした。
地域づくり支援事業などを活用して、住民の自主的なむらづくりが活発化していると説明。
職員に地区担当制を機能させるように求め、「言われて行動するのではなく、自分が受け持つ地区で何か課題か考えて取り組んでほしい」と呼びかけた。
また、厳しい予算で乗りきっていくために、前例依存の体質を断ちきるように要望。「与えられた予算を100%使いきることは誰でもできる。いかに、少ない予算に絞り込み、効果を出すかが重要」と続けた。