ひまわり号のバス旅行
宮田村の車イス利用者やボランティアらでつくる、宮田地区ひまわり号実行委員会サークル「ひまわり」は22日、岐阜県の花フェスタ記念公園(可児市)と日本昭和村(美濃加茂市)にバス旅行。満開の花々を満喫し、古き良き昭和30年代にタイムスリップした。
今年で13回目。普段は外出も難しい重度の障害者もいたが、看護師や県看護大学の学生、地域のボランティアも多数同行し、ともに旅を楽しんだ。
日本一のバラ園がある記念公園。季節が早いため屋外のバラはつぼみだったが、ハウス内では満開となり、一行を出迎えた。
「素晴らしいねぇ」と、貴婦人のような可憐な花の姿にうっとり。お土産にバラの香水を買い求める姿もみられた。
女優の中村玉緒が村長を務めていることでも有名な昭和村では、昔懐かしの遊びなどを体験。時間を忘れて興じていた。
「天気にも恵まれ、今年もみんなが一緒になって旅行することができた」と代表の三浦さん。行き帰りの車中ではゲームや会話なども楽しみ、交流の輪を広げていた。