駒ケ根市防災会議
駒ケ根市は28日、市防災会議(会長・中原正純市長)を市役所で開いた。委員約30人が出席して市地域防災計画の改正や土砂災害危険個所の見直しについて市の防災担当者の説明を聞き、計画案を了承した。
防災計画の改正点には市が指定する災害発生時の避難所を現行の69カ所から82カ所に増やすことや、非常用食料の備蓄目標をこれまでの3400食から1万食に増やすことなどが盛り込まれた。
避難所は中央道以西にはこれまで1カ所もなかったことから、こまくさの湯、早稲田実業高校校舎、家族旅行村などを新たに指定。上赤須、市場割、下平などでも避難所が住宅から半径1キロ以内になるよう見直し、各地区の集会所などを避難所として指定した。