キャンプファームいなかの風がオープン
ほんもの体験オートキャンプ場
飯島町の辰巳屋建設(小林豊美社長)が日曽利耕地に整備、運営するほんもの体験オートキャンプ場「キャンプファームいなかの風」が29日オープンした。
中央アルプスの峰々を一望する管理棟前で、約80人が見守る中、小林社長ら関係者がテープカット、地元の米沢きよ子さんが揮ごうした看板の除幕を行い、開場を祝い、多くの利用を願った。
里山に残された棚田の形状のままに整備したオートキャンプサイトや木の香香る展望露天風呂、快適なトイレ棟や炊事棟、「自然」「生き物」「農業」など里山の暮らしが体験できる田や果樹園、林、ビオトープなど整備し、多彩な体験メニューを用意した。
式で、小林社長は「新分野を模索する中で、社員の提案を受け計画し、地権者や日曽利耕地のみなさんの賛同を得て、今年1月着工した」と経過に触れ「昔ながらの棚田の自然環境を守り、来場者が信州の自然を満喫でき、地元に貢献できるように事業を成功させたい」と述べ、関係者の協力を求めた。
施設面積は約8万平方メートル。主な施設はオートキャンプサイト24区画(内常設テントサイト3区画)。管理棟、炊事2カ所、水洗トイレ3カ所、展望露天風呂、ドラム缶風呂、ドッグラン、野菜畑、体験水田、体験果樹園、ビオトープ、クワガタの森、イベント広場、ちびっこオフロードコース、MTVコース、トレッキングコース-など。
連休中の予約状況は3日以外は余裕がある。
詳細、申し込みは(TEL86・6655)