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上伊那渓流魚釣研究会が初の教室 渓流釣り楽しもう

上伊那渓流魚釣研究会が初の教室 渓流釣り楽しもう

 上伊那渓流魚釣研究会による「渓流魚釣り方教室」が27日夜、伊那市狐島の天竜川漁業会館で始まった。上伊那を中心に遠くは静岡県から約15人が参加。釣り歴40年のベテランで研究会代表の小木曽大吉さん(63)=同市福島=が釣りの基礎を教えた。
 多くの人に釣りの楽しみを覚えてもらう竏窒ニ、本年初めて企画。退職後の趣味にしたいという人や、自分で学んで息子と釣りをしたいという人など、70代から小学生までの幅広い年代が集まった。
 講義では竿(さお)の伸ばし方、たたみ方からはじまり、仕掛けの作り方やエサの選び方などの基本を学習。小木曽さんはニジマスを釣る時のエサについて「水が澄んでいればイクラやブドウムシ、濁っていたらミミズを使うと効果的」などと助言していた。
 趣味を持とうと渓流釣りを始めたばかりの山口幸次さん(65)=箕輪町下古田=は「学んだことを生かして竿から買い直さないと」と心を弾ませていた。
 自己流で取り組んできた伊那中学校2年の福井創祈君(13)は「一から基礎を学ぼうと参加した。最近は釣果が少なかったのでためになった」と熱心に話を聞いていた。
 渓流魚釣り教室では5月の大型連休以降、実践講座を川で開く予定。現在、受講生を募集している。問い合わせは、小木曽さん(TEL76・1652)へ。

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