ひな供養祭
350体余の人形を思い出重ね
中川村のショッピングセンター「チャオ」で29日、ひな供養を行い、人形の持ち主の親子ら約50人が参列、持ち込まれた350体余の人形を思い出重ね、心をこめて供養した。
利用者サービスの一環で今年で14回目。ひな人形や五月人形、日本人形など古くなったり、壊れたものなどが持ち込まれた。
ほら貝の響く中、導師の延寿院の伊佐栄豊住職ら3人が読経し、魂安かれと願い、ごま壇に点火。火は勢いよく燃え上がり、火勢が納まったところで、参列者ひとり一人、大切にしていた人形に別れを告げ、火の中に投げ入れ、焼香し、人形に感謝し、思い出をかみしめた。
焼香のあと、持ち主らは身代わり札を持ち帰った。