こまゆき荘10周年イベント
宮田村新田区の農業体験実習館「こまゆき荘」は3日、オープン10周年記念イベントを同館で開いた。地元農産物や名産品、友好都市の愛知県田原市から直送された海産物などの即売もあり、長蛇の列もできた。
村内の農業女性グループ野ひばりの会は、焼きたて五平餅や梅おこわなど販売。追加でつくるほどの人気を集めた。
スモークウッド・くるみのチーズ燻製なども好評。採れたての山菜や野菜の販売もあり「新鮮でこんなに安い」と買い求める姿がみられた。
田原市の直売コーナーには多くの人が列をつくって並び、販売開始5分ほどで夏みかんが売り切れ。120キロ用意したアサリも10分ほどでなくなった。
村民有志でつくる「信州みやだ梅舞会」のソーラン踊りもあり、来場者を楽しませた。
同館は温泉併設の村の公共施設だが、3年前から第3セクター宮田観光開発に運営を委託。本年度からは同社が指定管理者となり、地域にも根ざした施設として営業している。
この日は村民が入浴半額になるなどのサービスもあり、1日で約1500人ほどが訪れた。