大型連休上伊那各地のキャンプ場や観光地にぎわう
大型連休中、上伊那のキャンプ場や観光地は家族連れや若者グループなどで連日にぎわいをみせている。
伊那市の小黒川渓谷キャンプ場のキャビンとオートキャンプサイトは3日から5日まで、中京や関西方面を中心とした利用者で予約が満杯。行楽日和となった3日は、自然散策やバーベキューをしたり、釣堀でニジマス釣りに没頭したりと満喫していた。
今春は冷え込みが続いた影響で、キャンプ場に植わるコヒガンザクラが大型連休に合わせるかのように、例年に比べ1週間ほど遅れて見ごろを迎え、利用者たちも「桜が見られるなんて運がよかった」と喜んでいた。
愛知県から家族4人で訪れた磯村貢さん(47)は「初めて来たが、大自然に囲まれ、水の音も聞こえるし、残雪の山々も目にすることができて最高ですね。楽しい連休が過ごせそうです」と話していた。
南箕輪村大芝高原のキャンプサイトも満杯で、年明けから予約が入るほど、例年同様の人気ぶり。
アスレチックに歓声をあげる子どもたちや、心地よい高原の風を感じながらテニスやマレットゴルフなどで軽く汗を流す人の姿もみられ、それぞれ有意義な休日を過ごしていた。