新技術で安全、楽しくラジコン飛行機の飛行会
駒工で地域の愛好者と
駒ケ根工業高校は5日、同校体育館で、最新テクノロジーを駆使した電動小型ラジコン飛行機の飛行会を開いた。南信地区の愛好者らが自作の愛機を持参し、急上昇、急降下、旋回などアクロバット飛行やホバリング(空中停止)、トルクロール(空中停止し、旋回する)などテクニックを駆使し、ラジコン飛行を楽しんだ。
学力向上拠点形成事業を導入する同校は、クリーンエルネギーで飛行する飛行ロボットとしての利用を視野に、遠隔制御の最新技術の公開の場として実施した。
一般のラジコン飛行機は危険で騒音もあり、広い飛行場所が必要だったが、新技術で機体は軽量のEPP(発泡トリプルピリン)を用い、小型軽量モーター、リチウム電池を搭載した、安全で手軽、インドアでも、自由自在の飛行を可能にした。
愛機5機を持ち込んだ飯田市の小林章さんは「機体をできるだけ軽くなるように工夫した。自分で作った飛行機が意のままに操縦できるとうれしい」。
担当の竹内浩一教諭は「自分でデザインし、自分で制作した飛行機を飛ばすことで、ものづくりの楽しさをアピールしたい」と話していた。